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2008年10月26日(日) 15時05分

10年ぶりの大わらじ奉納式 東京・浅草寺産経新聞

 本堂落慶50周年を記念した大開帳が行われている東京都台東区浅草の浅草寺で26日、仁王尊の力強さなどを表現した「大わらじ」の奉納式が行われた。10年ぶりとなる大わらじの奉納を一目見ようと、浅草寺には朝から多くの観光客が訪れた。

大わらじ奉納の様子はこちら

 浅草寺の大わらじ奉納は昭和16年、山形県村山市出身の衆議院議員、松岡俊三氏(故人)が始めた。大わらじは同市楯岡荒町の町内会関係者らが作成し、ほぼ10年に1度掛け替えられ、今回で7代目となった。

 奉納されたわらじは「女わらじ」と「男わらじ」の2つで、いずれも高さ4・5メートル、幅1・5メートル、重さは約500キロ。同町内会関係者らが大わらじを担ぎ、仲見世通りなどを抜けて浅草寺に到着し、大わらじが宝蔵門にかけられると、見物客から大きな歓声が上がった。先頭で担いだ同市の寺西亜衣子さん(27)は「わらじはとても重かったですが、大役がこなせて誇りに思います」と笑顔で話していた。

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