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2008年10月25日(土) 01時07分

事務系職員の25%削減へ 経営悪化のクライスラー東京新聞

 【ニューヨーク24日共同】経営が悪化している米自動車大手クライスラーが、事務系職員の25%程度に当たる約5000人を来月にも削減する方針を明らかにした。24日の米メディアが報じた。

 同社には2万人近い事務系職員がおり、人員削減は早期退職のほか解雇も含まれるという。

 一方、ロイター通信によると、クライスラーとの合併交渉を進めている米最大手ゼネラル・モーターズ(GM)は、米政府に合併に対する支援を求める方針という。合併に伴うリストラによる取引先の部品メーカーへの影響などが懸念されている。

 クライスラーとGMは主力の米市場の販売が大きく落ち込んでいるほか、金融危機の影響で経営問題が深刻化。リストラを加速させている。

 クライスラーは、GMとの合併交渉に加え、日産自動車とフランスのルノー連合との提携強化に向けた交渉も進めているとされる。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008102401000958.html