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2008年10月25日(土) 17時01分

富山地裁:「国民に身近な司法の実現を」 青木所長が着任会見で抱負 /富山毎日新聞

 18日付で富山地裁に着任した青木正良所長(60)が24日、記者会見を開き、「国民に身近な司法の実現のため、努力を惜しまず取り組みたい」と抱負を語った=写真。
 青木所長は来年5月に始まる裁判員制度について、「県民が安心して裁判員になることができるようにする。職員や裁判官が積極的に外に出かけて話をしたい」と、広報の充実に取り組む考えを示した。
 「立山連峰の雄大さと富山湾の海の幸に恵まれた自然環境の良い地」。初めて赴任する富山に好印象を受けたようで、「(世界遺産のある)五箇山や、裁判の判例で知った宇奈月温泉にも行ってみたい」と話した。
 青木所長は東京都出身。東京高裁判事や名古屋高裁金沢支部長を歴任。中村喜四郎・元建設相のあっせん収賄事件などを担当した。【蒔田備憲】

10月25日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081025-00000249-mailo-l16