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2008年10月25日(土) 10時05分

オバマ氏、祖母を見舞い 投票日までもつかどうか…東京新聞

 【ワシントン24日共同】米民主党の大統領候補オバマ上院議員は24日放映のABCテレビとのインタビューで、闘病中の祖母マデリン・ダンハムさんについて「深刻な状態で(11月4日の)投票日までもつかどうか分からない」と沈痛な胸の内を吐露した。

 オバマ氏は選挙運動を中断して23日夜にハワイ州ホノルルに到着。ダンハムさんを見舞った後、25日にネバダ州で遊説を再開する。ダンハムさんの病名や詳しい病状は明らかにされていない。

 オバマ氏は10歳の時から高校卒業まで、ハワイに住むダンハムさんと夫の故スタンリーさんに育てられた。26日で86歳となるダンハムさんは、オバマ氏が「人生のよりどころ」と公言する大切な存在だ。

 ハワイに向かう前に収録されたインタビューで、オバマ氏は「彼女の体はまだ機能しており、この機会を逃したくない」と選挙戦の一時中断に理解を求め、ダンハムさんに会えたら「キスして抱き締めてあげたい。それから家の雑事でできることがないか探すつもりだ」と語った。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008102501000211.html