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2008年10月25日(土) 08時54分

日米首席代表が協議へ 北朝鮮核検証で事前調整東京新聞

 【ワシントン24日共同】北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の日本首席代表、斎木昭隆外務省アジア大洋州局長が28日にワシントン入りし、米首席代表のヒル国務次官補との協議に臨むことが24日、分かった。複数の協議筋が明らかにした。

 今月中の開催が見込まれていた6カ国首席代表会合が11月にずれ込んだことを受け、核計画申告の検証方法で最終合意を目指す同会合に臨む両国の姿勢を事前折衝で再確認。11日に米国が北朝鮮のテロ支援国家指定を解除して以降、2人の顔合わせは初めてで、今後も拉致問題解決に向けて積極的に協力する米側の姿勢があらためて強調されるとみられる。

 また、これに合わせて韓国首席代表の金塾外交通商省平和交渉本部長も訪米する方向で、日米韓の3者協議も開かれる予定。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008102501000162.html