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2008年10月25日(土) 06時02分

明大応援団、今度は急性アルコール中毒で部員死亡スポーツ報知

 東京都世田谷区にある明治大相撲部の合宿所で、仲間と酒を飲んでいた同大応援団吹奏楽部に所属する商学部2年の男子学生が、急性アルコール中毒で死亡していたことが24日、分かった。

 同大広報課と警視庁成城署によると、杉並区の同大和泉キャンパスで22日午後、インカレに出場する相撲部の「壮行会」が行われ男子学生も参加。その後、約30人が相撲部の合宿所に移動し午後1時半ごろから「ちゃんこなべを囲む会」が行われたという。男子学生は開始30分後に眠り始め、周囲が別室に布団を敷いて寝かせた。だが男子学生は午後10時半ごろ意識を失い、24日に搬送先の病院で死亡した。

 男子学生は未成年ではなく、外傷などもなし。飲酒を強制されていた様子もなく、参加した約30人を別々に聴取した同署も「事件よりも事故の線が強い」とみている。

 同大では昨年7月、応援団リーダー部に所属していた男子学生が部内での暴力行為を苦に自殺。リーダー部が解散処分となった。今回の件に関して吹奏楽部解散の話は浮上していないという。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081025-OHT1T00065.htm