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2008年10月25日(土) 21時45分

<伊藤ハム>「甘い判断猛省」と謝罪会見 対応遅れも認める毎日新聞

 伊藤ハムは25日午後8時から、東京都目黒区の東京事務所で記者会見し、取引先や消費者に謝罪した。自主回収までの対応が遅れたことについても、判断の誤りを認めた。

 冒頭、山田信一・専務取締役らは「消費者、得意先の皆様に多大なる迷惑をかけた」と深々と頭を下げた。

 地下水の異常について、東京工場の現場から工場長に報告されたのは、初めて異常値が確認された9月24日から約3週間後の10月15日だった。同社役員クラスへ報告されたのは、さらに7日後の同月22日で、最初の異常確認から1カ月が経過していた。山田専務は「不適切な対応だったと猛省している。甘い判断があったのは間違いない。地下水は工場を設置した1968年から利用しており、初めての異常だったので対応が遅れた」と謝罪した。【川崎桂吾】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081025-00000105-mai-soci