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2008年10月25日(土) 20時26分

金融サミットへ意欲、首相が仏大統領・伊首相と会談読売新聞

 【北京=有光裕】麻生首相は25日午後、北京市内の人民大会堂で欧州連合(EU)議長国・フランスのサルコジ大統領と会談した。

 大統領は、11月15日にワシントンで開催予定の金融サミットで、「金融機関に対する規制、監督の強化について取り上げたい」と述べた。また、「21世紀にふさわしい国際的な体制を構築することが必要だ」と指摘し、国際通貨基金(IMF)など米国の影響力が強い国際金融システムの改革に意欲を示した。

 首相は「自由市場との機能の両立、透明性に配慮した形での金融機関に対する監督や規律の導入には賛成だ」と応じた。

 首相はこれに先立ち、イタリアのベルルスコーニ首相とも会談。金融サミットの成功に向け協力することで一致した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081025-00000041-yom-bus_all