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2008年10月25日(土) 01時48分

<熱中症>硫黄島の壕内で陸自3佐死亡 東京・小笠原毎日新聞

 東京都小笠原村の硫黄島の壕(ごう)内で陸上自衛隊富士学校所属の3等陸佐(45)が意識不明となり、搬送先の病院で24日午後8時45分、熱中症のため死亡した。陸自は安全管理に問題がなかったか調べている。

 陸自によると、亡くなった3等陸佐は23日夕、幹部自衛官向けの戦史教育の事前準備で同僚6人と同島の「千代田壕」に入った。途中で行方不明となり、同僚が捜していたところ、入り口付近で倒れているのを発見され、航空機で搬送した。同島は太平洋戦争の激戦地で、地熱が高く、壕内の気温は50度以上あったとみられている。【滝野隆浩】

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