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2008年10月25日(土) 18時03分

高校生製作の水陸両用車発進中国新聞

 大崎海星高(大崎上島町)の生徒が、3年がかりで製作していた水陸両用車が完成した。同校工業系列の3年生が卒業研究で代々取り組み、本年度は海上走行にこぎ着けた。「童夢」と名付け24日、全校で進水式をして祝った。

 両用車は全長2.66メートル、幅1メートル。バイクの125ccのエンジンとスクリューを組み合わせて駆動させる。陸で時速50キロ、海上で時速3ノットのスピードが出るという。ドイツの軍用車がモデルで、前方部に校章の「K」マークが輝く。

 大串の砂浜での進水式は、生徒約100人と保護者たち計約120人が見学。生徒が陸上走行をし、底押教諭の運転で海へ。強風の中で約10メートル進むと、大きな拍手が起こった。

【写真説明】底押教諭の運転で海を進む水陸両用車「童夢」

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200810250088.html