＜ＡＳＥＭ＞北朝鮮問題で拉致解決に理解求める…麻生首相（毎日新聞）

2008年10月25日(土) 18時25分

　【北京・高塚保】麻生太郎首相は２５日、北京でのアジア欧州会議（ＡＳＥＭ）首脳会議昼食会に出席。北朝鮮問題で「諸懸案の包括的解決、不幸な過去を清算して国交正常化を図る方針の下、日朝協議に臨んでいる。拉致問題を含め、北朝鮮の人道、人権状況の改善に国際社会が努める必要がある」と述べ、拉致問題解決に向けた日本の取り組みに理解を求めた。

　また、「北朝鮮の核放棄は、国際社会の平和と安定に不可欠。喫緊の課題は北朝鮮の核計画を検証するための実効的な具体的枠組みの構築だ」と６カ国協議の取り組みへの支持も訴えた。

　アフガニスタンに関して麻生首相は、「安定と復興に向け支援していく」と語り、インド洋での給油活動を続ける姿勢を強調した。

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