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2008年10月25日(土) 15時47分

祖母重篤 オバマ氏、遊説中止 ハワイでを見舞う産経新聞

 【ロサンゼルス=松尾理也】米大統領選の民主党候補、オバマ上院議員は24日、健康状態が悪化している祖母のマデリン・ダンハムさん(85)を見舞うため、遊説を一時中止しハワイを訪れた。オバマ氏は「大統領選投票の来月4日まで祖母が大丈夫かどうか、わからなかった」と、大詰めでの選挙運動からの一時離脱の真意を語った。

 オバマ氏は23日夜、遊説先のインディアナ州から空路ハワイ入り。ホノルル市内のダンハムさんのアパートに直行し、約1時間を過ごした。24日午前にも再び見舞いに訪れた後、選挙運動に復帰するためネバダ州に向かった。25日から遊説を再開する予定。

 オバマ氏は、ハワイに向かう前に収録され、24日に放送された米ABCテレビのインタビューで、「詳しく説明するのは差し控えるが、極めて病状は深刻だ」と前置きし、「とにかくキスして抱きしめてあげたい。母の死に目に間に合わなかった過ちを2度と繰り返したくない」と述べた。

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