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2008年10月25日(土) 14時16分

<名古屋空港>飛行機見ながら買い物…モール型施設オープン毎日新聞

 愛知県豊山町の県営名古屋空港に、かつての国際線ターミナルを利用したモール型商業娯楽施設「エアポートウォーク名古屋」が完成、25日オープンした。飛行機の離発着を眺めながら買い物や食事が楽しめるのが特色で、大勢の人が訪れた。

 ユニー(本社・同県稲沢市、前村哲路社長)が運営。大型ショッピングセンター「アピタ」を核に専門店街(135店)、カルチャーセンター、アミューズメント施設が入店、シネマ棟も新築された。

 国際線ターミナルは05年2月、中部国際空港(常滑市)開港に伴い閉鎖された。

 滑走路側が前面ガラス張りのフロアでは、売り場やレストランから飛行場を一望できる。出国ロビーだった大空間は高さ14メートルの天井に届きそうなウルトラマンのオブジェが目を引くアミューズメントパークに。国際線エプロンだったスペースに新設されたシネマ棟とは乗降デッキで結ぶ。また、キャビンアテンダントをイメージした制服姿の受付女性が案内する。

 周辺市町と名古屋市北部の約20万世帯を商圏に、初年度の年商約200億円を見込んでいる。【花井武人】

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