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2008年10月25日(土) 01時12分

硫黄島偵察中の隊員倒れ死亡=壕内で熱中症か−陸自時事通信

 陸上自衛隊は24日、戦史教育のため東京都小笠原村の硫黄島を偵察中の陸自富士学校普通科部で教官を務める男性3等陸佐(45)が壕(ごう)内で意識不明となり、航空機で病院に運ばれたが死亡したと発表した。熱中症が原因とみられるという。
 陸上幕僚監部によると、3佐は23日午後6時10分ごろ、ほかの教官とともに計7人で同島の千田壕に偵察に入ったが、進んでいるうちに行方不明になり、約40分後、入り口付近に倒れているところを発見された。さらに10分後に意識不明となり、24日未明に海自P3C哨戒機で神奈川県横須賀市内の自衛隊施設などに搬送された後、自衛隊中央病院(世田谷区)に運ばれたが、意識は戻らず、同日午後8時45分に死亡した。 

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