＜日パ首脳会談＞パキスタン首相、給油支援に謝意（毎日新聞）

2008年10月25日(土) 13時06分

　【北京・高塚保】麻生太郎首相は２５日午前、訪問中の北京でパキスタンのギラニ首相と会談し、テロとの戦いに関して「パキスタンの貢献に敬意を表する。テロとの戦いは今が正念場で、パキスタン、アフガニスタン、米国との連携が極めて重要だ」と述べた。インド洋での海上自衛隊による給油活動については「国会で法案を審議中で、活動を継続したい」と強調した。

　一方、ギラニ首相は「テロとの戦いは国民の強い支持の下、取り組んでいる。各国と連携して取り組みたい」と語り、日本の給油支援に謝意を表明した。

　金融危機を巡っては、パキスタンに対して、国際通貨基金（ＩＭＦ）との緊密な連携を麻生首相が求めた。

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