記事登録
2008年10月25日(土) 11時25分

細田幹事長、解散判断「今月末がギリギリ」産経新聞

 自民党の細田博之幹事長は25日午前、島根県斐川町で記者会見し、衆院解散の時期について「今月中に判断しなければ、これからの(国会運営の)段取りに支障が出る恐れがある。ギリギリの線が今月いっぱいだ」と述べ、麻生太郎首相が来週中に早期解散の有無を判断するとの見通しを示した。

 また、衆院選の勝敗ラインを自民、公明両党合わせて過半数とした上で、「『直近の民意』という言い方が野党から出ている。(参院選より)本来の民意を表すのが総選挙なので、多少、数が減ってもその結果は最も重視すべきものだ」と述べた。自公両党が大幅に議席を減らしても、過半数を占めて与党となれば、民主党など野党は与党側に協力せざるを得なくなるとの見方を示したものだ。

【関連記事】
首相、解散は「一番いい時を狙う」 情勢慎重に見極める姿勢を強調
衆院選「本音は来年。やるなら11月30日」 森元首相
早期解散圧力再び 与野党一喜一憂
選挙遠のき金融不安…脚光どこへ “麻生銘柄”すっかり失速
【太郎vs一郎】党首討論直談判…あえなく玉砕

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081025-00000525-san-pol