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2008年10月24日(金) 00時00分

三次市が窓口に筆談ボード中国新聞

 聴覚障害者が利用しやすい窓口を目指して、三次市は11月から、耳が不自由なことを伝える「耳マーク」入りの表示板や筆談ボードを市役所の全窓口と市立三次中央病院の窓口に設置する。耳マークと筆談ボードを市役所の全窓口に設置するのは、県内14市で大竹市に続いて2番目。

 表示板は耳をかたどったマークや「耳の不自由な方は筆談しますのでお申し出下さい」との文字が入る。利用者が指さして聴覚障害者と伝えると、職員が筆談ボードを使ったり、ゆっくりと口元が見えるよう話したりして応対。利用者の多い中央病院には、無線で振動させ、窓口の呼び出しを伝える機器も設置する。

【写真説明】三次市が窓口に設置する筆談ボード(手前)と耳マーク入りの表示板

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200810240012.html