記事登録
2008年10月24日(金) 15時50分

元大学生に懲役5年6月=「卑劣極まりない」−痴漢虚偽申告・大阪地裁時事通信

 示談金目的に地下鉄の車内で交際女性が痴漢に遭ったとうその申告をしたとして、虚偽告訴などの罪に問われた元大学生蒔田文幸被告(24)の判決公判が24日、大阪地裁であり、樋口裕晃裁判官は「巧妙で卑劣極まりない」として懲役5年6月(求刑懲役8年)を言い渡した。
 事件では、同被告の元交際相手の女(31)に執行猶予付きの有罪判決が確定している。
 樋口裁判官は、蒔田被告が役割分担などを計画し主導したと認定。「楽に遊興費を得るため司法手続きを悪用した身勝手な犯行で、酌量の余地はまったく認められない」と指摘した。 

【関連ニュース】
「おわび放送」で和解=朝日放送、痴漢報道で植草被告と-東京地裁
電車で女子高生触る=高校教諭を逮捕-神奈川県警
衆院議員秘書、痴漢で逮捕=電車内で女子高生触る-神奈川県警
電車内で痴漢、空自2尉逮捕=女子中生触る-警視庁

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081024-00000092-jij-soci