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2008年10月24日(金) 15時06分

東京株終値7649円8銭、ソニーショックで懸念広がる読売新聞

 24日の東京株式市場は、円高で国内企業の業績がさらに悪化するとの見方が強まり、株価が大幅に下落、日経平均株価(225種)は約5年5か月ぶりに8000円の大台を割り込んだ。

 さらに一気に7700円も割り込み、2003年4月28日につけたバブル崩壊後の最安値(7607円88銭)の寸前まで下落。この日の安値となる前日終値比811円90銭円安の7649円8銭で取引を終えた。

 東証株価指数(TOPIX)は同65・59ポイント低い806・11。東証1部の出来高は約26億3600万株だった。

 外国為替相場で1ドル=95円台まで円高が進んだことに加え、ソニーが23日に、2009年3月期連結決算の業績予想を大幅に下方修正したため、国内企業業績の悪化懸念が急速に広がった。アジアの株式相場が軒並み下落したことも、売り材料となった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081024-00000028-yom-bus_all