記事登録
2008年10月24日(金) 12時00分

カップめんから防虫剤成分の検出を受け、日清食品HDの株価が急落MONEYzine

 23日に神奈川県藤沢市の夫婦が食べた日清食品の「カップヌードル」から防虫剤に使われる化学物質パラジクロロベンゼンが検出された発表を受け、24日の日清食品ホールディングス (2897)の株価は前場が終了した時点で、前日比390円安の3200円で前日から1割以上急落した。

 同社は自社のホームページで「詳しいことは不明」とのコメントを掲載しながらも、問題の商品と同じ日に製造されて出回っている約50万個の自主回収を始めている。人為的な混入の可能性もあるが同社のトップブランド商品のイメージ低下に嫌気を感じた投資家が売りに転じている。

 また横須賀市内の男性が購入したグループ会社の明星食品製のカップめんからも同様に防虫剤が検出されている。

【関連記事】
JT、中国製ギョーザ問題の経過報告と今後の取り組みを発表
価格重視派が短期間で急増中 非遺伝子組み換え原料へのこだわり薄れる
毒ギョーザの影響大 「食品に対して不安ある」9割超

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081024-00000000-sh_mon-bus_all