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2008年10月24日(金) 06時02分

一喝されコンビニ強盗「店間違えた」と退散スポーツ報知

 大阪府警北堺署は23日、堺市北区のコンビニ「サークルK 堺大泉緑地店」に押し入り、店員(22)に刃渡り約7・5センチのカッターナイフを突きつけ「金を出せ」と脅したとして、近くに住む無職・土井博之容疑者(38)を強盗未遂の現行犯で逮捕した。

 事件は同日午前1時半ごろ発生。土井容疑者が店に押し入ると、すぐに事務所にいた店長(40)が駆け付け「何や!」と一喝。すると店長の迫力に萎縮(いしゅく)したのか同容疑者は「大泉緑地の裏のコンビニはここだけか? 店を間違えた」と言い訳し、ナイフの刃を引っ込めてズボンにしまうと、そそくさと立ち去ろうとした。しかし難なく店長に取り押さられ同署に引き渡された。

 土井容疑者は身長約175センチ、体重約80キロというガッシリした体格だったが、同署は「(店長には)気が弱そうに見えたのかも。(店間違えた発言は)一喝に焦って、とっさに言ったんでしょうね」とみている。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081024-OHT1T00113.htm