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2008年10月23日(木) 00時00分

西条柿の干し柿作りピーク中国新聞

 賀茂台地の特産「原産西条柿」の干し柿作りが、東広島市で最盛期を迎えた。ひもにつるされた実から甘い香りがほのかに漂い、本格的な秋の訪れを感じさせている。

 市内と三原市大和町の生産農家約60戸でつくる原産西条柿出荷組合の松川克巳組合長(61)方=八本松飯田=では、皮をむいた実を次々につるしていった。秋の日差しを浴び、11月上旬には甘味を増したあめ色の実になる。作業は同月中旬まで続き、約8000個が出荷される。JA広島中央(東広島市)によると、今年は日照時間が長く、糖度は例年より高めという。

【写真説明】つるした干し柿を確認する松川組合長

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200810230042.html