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2008年10月23日(木) 18時12分

震災被災地でサミット=中越地震4年−新潟時事通信

 地震で得られた教訓や課題を共有しようと、民間の復興支援団体、中越復興市民会議(山岸孝博代表)などは、新潟県中越地震から4年となる23日、震源地の新潟県川口町で、同地震や同県中越沖地震、能登半島地震、阪神・淡路大震災、岩手・宮城内陸地震の復興に携わった被災者らが参加して、「震災被災地市民サミット」を開催した。新潟県や川口町などが共催。
 サミットでは、「商店街・中心市街地復興」「中山間地復興」「被災者の生活支援」「復興支援のあり方」の4テーマに分かれて議論。「中心市街地」分科会では、復興基金ばかりに頼らずに済むよう、テーマ設定した街づくりなどを通じ、知恵を共有すべきだとする意見が出された一方、「中山間地」では、各地域のアイデンティティーを守ると同時に、外部とのネットワークを日ごろから築いていくことの大切さなどが議論された。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081023-00000149-jij-soci