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2008年10月23日(木) 18時01分

公明幹事長、首相のバー通い「関心ない」=民主、共産は批判時事通信

 公明党の北側一雄幹事長は23日の記者会見で、麻生太郎首相がホテルのバーなどで連日のように飲食していることについて「そういうことには関心ない。それよりも今の経済情勢の中、政府・与党としてしっかりと政策をまとめるに当たって、リーダーシップを発揮することが大事だ」と述べた。
 一方、民主党の菅直人代表代行は、山口市内で記者団に「マリー・アントワネットが『パンがないならケーキを食べればいい』と言ったという有名な話があるが、一流ホテルのバーが一番安いんだという感覚そのものが問われている」と語り、首相を批判した。
 共産党の志位和夫委員長も記者会見で「若者は使い捨て労働で、お年寄りは医療、介護、年金の将来不安で苦しみ、農家や中小企業も不景気で大変だ。国民がこんなに苦しいときに、内閣総理大臣の行動としては、倫理的節度を越えている」と指摘した。 

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