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2008年10月23日(木) 09時59分

ネット犯罪防止へ3者が協定中国新聞

 ネット犯罪に青少年が巻き込まれるのを防ぐため、広島中央署と広島市教委、NTTドコモ中国支社(中区)は22日、携帯電話の正しい利用法など防犯教育活動で力を合わせる協定を結んだ。同支社によると警察と行政、携帯電話会社間の協定締結は全国初。小、中、高校への出前講義などを通じ、インターネットの危険性など啓発を進めていく。

 協定は、青少年の適正利用に必要な知識や能力の教育▽フィルタリング機能の利用促進▽有害情報による悪影響についての啓発と情報提供—の3本柱。同署管内の30校をメーンに児童、生徒、保護者らへ、署員や社員らが犯罪情報を基に携帯電話マナーや出会い系サイトを使った犯罪への対処法など幅広く講義する。

 県警本部(中区)であった式では、小笠原尋文署長、岡本茂信教育長、井手明子支社長が協定書に署名した。

【写真説明】協定書に署名する左から小笠原署長、岡本教育長、井手支社長

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200810230071.html