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2008年10月23日(木) 16時32分

暖かくても松のこも巻き<動画あり>中国新聞

 二十四節気の一つで霜が降り始めるとされる「霜降」の23日、広島市中区の縮景園で、松のこも巻き作業があった。

 市中心部は雨の朝。最低気温は18.3度と平年より6.2度も高く、10月上旬並みとなった。こも巻きは午前9時から造園業者が作業に取りかかった。わらを幅約45センチ、長さ約1.8メートルに編んだこも計392本を園内の松の幹に巻き付けた。害虫マツカレハの幼虫が落ち葉の中で越冬する習性を利用し、こもに誘い込む。春先に外して焼く。

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【写真説明】冬の訪れに備え、松にこもを巻き付ける造園業者=23日午前9時30分、広島市中区の縮景園(撮影・高橋洋史)

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200810230317.html