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2008年10月23日(木) 16時32分

青果卸が特産ジャガイモ栽培中国新聞

 東広島市安芸津町の青果卸業者「スミヨシ」が、高齢化などで減産が続く町特産のジャガイモ栽培に乗り出した。農業分野への企業参入を進める県の指導で、町内の休耕地を借り農業法人を設立。スミヨシの直営店などで売るほか、将来的にはコロッケなど加工品販売も計画している。

 槙富士夫社長(55)が個人出資して、株式会社形式の「スミヨシまるあか農園」を設立。今秋から、同町赤崎地区の約1.5ヘクタールで本格栽培を始めた。良質の赤土で育った地区内のジャガイモは「まるあか」のブランド名で、広く知られている。

【写真説明】企業参入で栽培を始めたジャガイモ畑を見回る槙社長(手前)

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200810230297.html