記事登録
2008年10月23日(木) 14時00分

「自宅トイレで仕事の電話やメールを受ける」米国人の5割WIRED VISION

上司や同僚として注意すべきこと。誰かの自宅に、仕事の用事で電話をかけるタイミングに気をつけよう。ひょっとすると、非常に重要なことを中断してしまうかもしれないからだ。

Nokia社米国支社が行なった調査によると、仕事を持つ米国人の約53%が、トイレに入っているときに仕事に関係する電話や電子メールを受けたことがあるという。

もちろん、場合に応じて携帯電話の電源を切れば、トイレでの会話を避けることはできるだろう。だがNokia社によると、回答した人の約60%が、携帯機器の電源を一日中切らないという。

調査では、仕事と私生活を区別する境界が曖昧になりつつあることも指摘されている。仕事を持つ米国人の約62%は、多い場合は週に10回ほど私生活が仕事で中断されるし、その逆も同様だ[リンク先のリリースによると、65%の人が仕事を私的な用事で中断された経験があるという]。

「喜ばしいのは、革新的で快適な技術を備えた機器によって、いつ、どこで、どのように仕事をするかを選べるようになったことだ」と、Nokia Americas社のBill Plummer副社長はリリースの中で述べている。「しかし、電話や電子メールなどの一切を遮断した方がよいと思える時や場所があることも承知している」

[Nokia社は米国で、"Life - In Balance"(生活にバランスを)イベントを行なっており、「仕事と生活を分離できる」という携帯機種も展開している]

そう、Nokia社がOKと言っているんだから、次にトイレに行くときは遠慮なく携帯電話の電源を切るといい。

あるいは、トイレットペーパー・ホルダーを『iPod』用ドックが付いたものに交換してみてはどうだろう。トイレで仕事をするつもりなら、設備もグレードアップした方がいい。

[上のiPodドック付きトイレットペーパー・ホルダー『iCarta+』はステレオ・スピーカーも内蔵。価格は54.99ドル

過去記事「5人に1人「1時間以内にメール返信がないと不安」:調査結果」では、日本での調査結果を紹介している]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081023-00000000-wvn-sci