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2008年10月23日(木) 08時07分

総連本部売買動機 「満井被告のため」産経新聞

 在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)から中央本部の土地建物や資金をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた元公安調査庁長官、緒方重威(しげたけ)被告(74)と元不動産会社社長、満井忠男被告(74)の第19回公判が22日、東京地裁(林正彦裁判長)で開かれた。前回に引き続き、検察側による緒方被告の被告人質問が行われた。

 検察側は、朝鮮総連中央本部の売買による利点や動機を追及。緒方被告は「満井被告の利益を考えたという意味では、そうだ」と述べた。その上で、自身のメリットについては「経済的利益ではない」と主張。「(弁護士生活)10年目の節目で、社会に意味あることをしたいとの自尊心、虚栄心があったかもしれない」と述べた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081023-00000112-san-soci