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2008年10月23日(木) 23時04分

走行試験の新幹線が脱輪 浜松の工場引き込み線で 産経新聞

 23日午後5時55分ごろ、静岡県浜松市中区南伊場町のJR東海浜松工場引き込み線で新幹線車両(16両編成)が脱輪した。けが人はなく営業運転にも影響はないが、市道の踏切に差し掛かっていたため、踏切が通行止めになっている。JR東海は原因を調べるとともに復旧を急いでいる。

 同社によると、本線から浜松工場に向かう途中、市道の西伊場第1踏切に差し掛かったところで進行方向後ろ側の1、2号車が脱輪。現場は緩やかなカーブ地点だが、脱輪時は時速5キロ以下で走行していたという。

 脱輪した車両は昨年7月に営業運転を開始したN700系車両の先行試作車として1編成だけ造られた。営業運転には使われていないが、23日は走行試験のため東京〜新大阪間を往復していた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081023-00000594-san-soci