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2008年10月23日(木) 22時06分

<中越地震>「助け合おう」灯火に誓い毎日新聞

 最大震度7を記録し、68人が死亡した新潟県中越地震から4年。被災地では発生時刻の23日午後5時56分、人々が犠牲者に黙とうをささげた。長岡市の市厚生会館前では、地元の街づくり団体などが1000本のキャンドルをともし、追悼の意を表した。

 市内から来た大坪紗耶さん(14)は地震当日、避難所に入れず車の中で寝た。「地震は防げないけど、どこかで同じことが起きたら、全国のみんなで助け合っていけたらいいと思う。同じ思いをした人を助けてあげたい」と話した。

 同じ時刻には、壊滅的な被害を受けた旧山古志村(現長岡市)、小千谷市、川口町でも被災者らが黙とうし、4年間の苦難と復興に思いをはせた。【川畑さおり】

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081023-00000139-mai-soci