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2008年10月23日(木) 21時47分

社保庁全職員らに報告求める=年金改ざん問題で−厚労省調査委時事通信

 厚生年金の算定基礎となる標準報酬月額や加入期間の改ざん問題で、舛添要一厚生労働相直属の調査委員会の野村修也委員長(中央大法科大学院教授)は23日記者会見し、改ざんを知っていたかどうかなどについて、社会保険庁の全職員らに報告を求めることを明らかにした。週内にもアンケート調査に着手する。
 調査対象は、厚生労働省と社保庁の幹部約200人と、同庁についてはその他の全職員約1万3000人。幹部には回答の際、署名・押印するよう求める。 

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081023-00000230-jij-pol