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2008年10月23日(木) 21時40分

シンドラー社員ら不起訴=小学生エスカレーター事故−横浜地検時事通信

 神奈川県平塚市のスーパーで昨年10月、エスカレーターに乗った小学男児が手すりと保護板の間に首を挟まれ重傷を負った事故で、横浜地検は23日、業務上過失致傷容疑で書類送検されたシンドラーエレベータ(東京)の設置工事責任者(47)ら5人を嫌疑不十分で不起訴処分とした。
 ほかは同社から設置工事を請け負った設備会社社長(58)、保護板を取り付けた設備工事会社社長(48)ら4人。
 地検は不起訴とした理由について、保護板の長さが建築基準法の規定より約20センチ短かったが、事故を再現した実験結果、基準を満たしても防止できなかったと判断。同様の事故発生例もなく、事故の予見が困難だったとした。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081023-00000229-jij-soci