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2008年10月23日(木) 21時11分

のど詰まらせ、2年で2443人=都内、初診時71人死亡−東京消防庁時事通信

 東京都内で2006年1月から2年間で、2443人が食べ物をのどに詰まらせ、救急車で搬送されていたことが23日、東京消防庁の調査で分かった。うち71人は病院での初診時に死亡が確認された。
 千葉県船橋市の小学校で、小学6年の男児(12)が給食のパンをのどに詰まらせて死亡した事故を受け、まとめた。
 死亡した71人はすべて50歳以上で、70歳以上は65人に上った。搬送の2443人のうち5歳以下は426人で、重体や重症が4人いた。6〜12歳では、入院の必要がある中等症が3人、必要のない軽症が46人だった。
 食べ物は、ご飯類が最も多くて377人で、2番目のもちは241人だった。
 パンは135人で、60〜90代の8人が死亡。重体や重症も42人おり、重症以上の割合(37%)は、事故全体の割合(約27%)に比べ約10ポイント高かった。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081023-00000228-jij-soci