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2008年10月23日(木) 21時07分

<名誉棄損>植草元教授と和解 朝日放送毎日新聞

 電車内で痴漢をしたとして東京都迷惑防止条例違反に問われた元大学院教授、植草一秀被告(47)=1、2審実刑、上告中=が、虚偽の検挙歴を報じた「女性セブン」の記事をテレビ番組で紹介されて名誉を傷付けられたと主張して、朝日放送(大阪市)に1100万円の賠償などを求めた訴訟の和解が23日、東京地裁(岡健太郎裁判長)で成立した。

 和解条項は、朝日放送側が(1)記事内容の裏付けを取らずに放送したことを謝罪(2)約1分間の謝罪放送を2回流す(3)和解金を支払う(金額は非公表)−−などの内容。

 植草元教授の話 謝罪放送が確約されたことを重視して和解した。

 朝日放送の話 協議を重ねた結果、和解した。再発防止に努めます。

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