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2008年10月23日(木) 21時07分

<エスカレーター事故>書類送検の5人不起訴 神奈川・平塚毎日新聞

 神奈川県平塚市のスーパー「西友平塚店」で昨年10月、当時9歳の男児がエスカレーターの手すりと事故防止用の保護板の間に首をはさまれて一時意識不明になった事故で、横浜地検小田原支部は23日、業務上過失傷害容疑で書類送検された5人全員を嫌疑不十分で不起訴処分とした。保護板は建築基準法の基準を満たしていなかったが「事故を防ぐのは困難だった」と判断した。不起訴となった5人は、保護板を設置した業者の男性社長ら。アクリル製保護板は基準より約20センチ短かったが、地検は事故の再現実験結果などから、基準を満たしていても事故は回避できず、予見は困難だったと結論付けた。

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