記事登録
2008年10月23日(木) 11時18分

自民、マルチ疑惑追及のプロジェクトチーム設置産経新聞

 複数の民主党議員の資金管理団体が、マルチ商法の業界団体や業者から講演料を受け取っていた問題で、自民党は23日、国会対策委員会に「マルチ疑惑追及プロジェクトチーム」(共同座長・平沢勝栄衆院議員、脇雅史参院議員)を設置した。

 大島理森国対委員長は同日朝の国対正副委員長会議で、「被害者のお金が政治資金に化け、民主党の手に渡っている恐れもあり、深刻な問題と受け止める」と強調。講演料を受け取った民主党議員の特定や業者の実態などを調査した上で、衆参両院の予算委員会で集中審議を求め、一部議員の参考人招致なども要請する方針だ。

【関連記事】
野田消費者相、質問前後に「マルチ商法業界の献金一切ない」
民主党の石井一・副代表にマルチ商法業界が献金450万円
野田聖子 コメ、インゲン、マルチ… 次々出てくる「頭痛の種」
野田担当相、四苦八苦 「インゲン」で存在感なし 「マルチ」が追い打ち
マルチ商法問題 自・民の攻防は泥仕合の様相

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081023-00000517-san-pol