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2008年10月23日(木) 21時07分

<喫煙率>13年連続で過去最低 JT調査毎日新聞

 日本たばこ産業(JT)が23日発表した喫煙率調査によると、成人に占める喫煙者の割合は08年5月時点で前年より0.3ポイント低い25.7%と、13年連続で過去最低を更新した。喫煙率の低下についてJTは「高齢化による健康への意識の高まりと、喫煙規制の強化などが要因」と分析している。

 調査は、全国の成年男女3万2000人を対象に実施。有効回答率は63%だった。

 喫煙者数は男性1984万人、女性696万人の計2680万人。男性は同0.7ポイント低い39.5%で17年連続で低下。女性は同0.2ポイント増の12.9%で、2年連続で上昇した。年代別の喫煙率が最も高いのは、男性は40代で47.8%、女性は30代で19.3%。最も低いのは男女とも60代で男性27.0%、女性6.0%だった。

 一方、「毎日吸う」と答えた人の1日あたりの平均喫煙本数は男性同0.1本増の21.7本、女性同0.5本増の16.4本だった。【望月麻紀】

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