2008年10月23日(木) 21時07分

＜民主党＞資本注入へ検討６項目　金融対策チーム（毎日新聞）

　民主党の金融対策チーム（座長・大塚耕平参院議員）は２３日、地域金融機関に公的資金を資本注入するための金融機能強化法改正案について、検討を要するポイント６項目をまとめた。資本注入の対象となった農林中央金庫について「中小企業融資とは直接的にあまり関係がなく、過大な証券化商品投資を行ってきた」として「公的資金投入のあり方については検討を要する」としている。

　６項目は金融庁と農水省、農林中金からヒアリングしてまとめた。農林中金への資本注入に対して質疑が集中し、「公的資金はいろいろな政党を支持する人の税金が投入される。政治的中立性を守るべきだ」（大塚氏）などの指摘が出た。

　６項目はこのほか、公的資金を受けた金融機関が中小企業に融資するのかという実効性▽金融機関の経営責任の問い方▽債務超過や自己資本比率４％未満の金融機関への注入の是非−−など。【小山由宇】

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081023-00000075-mai-pol