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2008年10月23日(木) 21時46分

<北朝鮮>「禁足令」報道で、読売と産経批判毎日新聞

 【北京・西岡省二】北朝鮮の国営朝鮮中央通信は23日、同国が「重大発表」を控えて在外公館に「禁足令」を出したとする読売新聞と産経新聞の最近の報道を「完全な捏造(ねつぞう)」「我々はそのような発表を考えたこともなく、それと関連した指示を下したこともない」と否定した。同通信は両紙に対し「無礼にも我が最高首脳部(金正日(キムジョンイル)総書記)の『健康異常説』をうんぬんし、共和国(北朝鮮)の尊厳に対して悪質ででたらめなことを言った」と批判した。

 読売新聞は18日付朝刊で「北が『禁足令』」の見出しの記事を掲載し、重大発表を「南北関係か、金総書記の健康関連の話ではないか」との見方を伝えていた。産経新聞も19日付朝刊で「『あす重大発表』情報も」の見出しとともに同様の趣旨の記事を掲載していた。

 産経新聞社広報部の話 北朝鮮の報道に対してはコメントしません。

 読売新聞東京本社広報部の話 記事には問題ないと考えています。

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