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2008年10月23日(木) 20時40分

不正経理問題、愛知県調査チームが出先機関に金額確定指示読売新聞

 会計検査院の指摘で不正経理や裏金の存在が明らかになった愛知県は23日、実態解明を行う「経理適正化推進チーム」(座長・西村真副知事)の幹事会を開き、すべての出先機関を対象に、昨年度までの5年間に不正に経理処理された公金の金額を年内をめどに確定するよう指示した。

 出先機関は建設、農林水産、県税関係の各事務所や県立学校など計289か所にのぼる。本庁や県警は「出納部門がチェックしている」などとして調査対象に含まないことにした。

 一方、市民団体「名古屋市民オンブズマン」は同日、本庁や県警を含めた全部署を対象に、1990年代までさかのぼって不正経理の実態を調査すべきだと、神田真秋知事に申し入れた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081023-00000046-yom-soci