記事登録
2008年10月23日(木) 20時27分

OCA会長、東京五輪招致に100%協力を表明産経新聞

 ■ハンドボール問題は解決

 アジア・オリンピック評議会(OCA)のアハマド会長は23日、2016年五輪招致へ立候補している東京都への支援を表明した。国際オリンピック委員会(IOC)委員でもある同会長は、アジア、アフリカのIOC委員に影響力を持っているとされ、東京招致に向けて“追い風”となる。

 アハマド会長は日体大からの名誉博士号授与式後に会見。「(東京は)素晴らしい五輪を主催する準備が整っているという印象だ。OCA会長としてアジアへの五輪など国際大会招致にはこれまでも支援してきており、百パーセント協力する」と語った。会見中には、麻生太郎首相から名誉博士号授与を祝う電話も入った。

 またアジア・ハンドボール連盟(AHF)会長も兼ねているアハマド会長は、AHFが開催に反対した北京五輪アジア予選の再予選に参加した日本ハンドボール協会に、AHFが罰金を科した問題について、「罰金はない。問題は終わった」と語った。

【関連記事】
「次の五輪目指さない」柔道・石井、天皇陛下に断言
“ニート剣士”太田雄貴、涙の森永入社会見
日本協会とアジア連盟 罰金取り消しで合意 ハンドボール
東京五輪招致は総選挙次第? 都が政局混迷やきもき
東京で「やろうじゃないか」 2016年夏季五輪招致委1年前イベント

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081023-00000578-san-spo