記事登録
2008年10月22日(水) 09時59分

広島空港の上期旅客数が減少中国新聞

 広島空港の本年度上半期(4—9月)の旅客数は160万8716人で、前年度同期より2.4%減ったことが21日、広島県のまとめで分かった。国際定期路線の落ち込みが大きく、中でも中国路線はギョーザ中毒事件やチベット暴動などの影響で低迷。運賃に上乗せされる燃油サーチャージの高騰も響いた。

 国際定期路線は、ソウル、大連・北京、大連、上海、香港(5—8月、現在運休)、台北、バンコク、グアムの8路線で、過去最多だった前年度同期を12.8%下回る14万7877人。香港を除く7路線で減少した。

 中国の他の3路線は、ギョーザ中毒事件や四川大地震、チベット暴動が相次ぎ、31.9—23.7%減と特に低調だった。

 東京、成田、札幌、仙台、沖縄の国内定期5路線は145万6136人で、ほぼ横ばいの1.3%減。チャーター便は国際線が13.1%増、国内線が2.8%増だった。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200810220064.html