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2008年10月22日(水) 16時31分

パリでなぎなた演武披露へ中国新聞

 日仏交流150周年記念行事の一環としてフランスで開かれるイベントで、呉市の「楊心流なぎなた術」が演武を披露する。国内外で活動する日本武術の5グループの一つとして参加。メンバーは「広島から交流の懸け橋として役立ちたい」と心待ちにしている。

 在仏日本大使館主催の「武道・武士道・サムライ2008」は28日、パリの日本文化会館で開催。楊心流は7年前にパリであった剣道大会での演武がきっかけで招かれた。渡仏するのは、13代宗家小山宜子さん(67)=呉市阿賀北▽重本博さん(69)=同広吉松▽新谷真由美さん(40)=広島市西区▽藤原里奈さん(20)=呉市広小坪▽毛利尚子さん(19)=同海岸=の5人。

 市内の体育館であった練習で、振り袖にたすき掛けのメンバーが真剣に技を確認した。小山さんは「自分を見つめて理想を探究し続ける日本武術の魅力を伝えたい」と話す。

【写真説明】日仏交流記念行事での演武に向けて練習する楊心流なぎなた術のメンバー

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200810220044.html