全面建て替えのため12月から休館する廿日市市宮島町の宮島水族館が、一部の魚類やカメなどの「里親」を募集している。リニューアルオープンの2011年8月まで、家庭や学校で大切に育ててもらい、水の生き物に親しんでもらう。
対象は、メダカやレモンテトラなどの淡水魚7種50尾、海水魚のスズメダイ類とアカネハナゴイ計15尾、キスイガメなどのカメ5種8匹、オカヤドカリ5匹。「里親」は36人を予定し、水族館は「愛情を込めて大切に育ててほしい。飼育中に死んでしまうケースがあっても、補償などは求めない」と説明している。
締め切りは11月15日。往復はがきか電子メールに住所、名前、希望動物などを記入し、〒739—0534廿日市市宮島町10の3の宮島水族館、メールinfo@sunameri.jpへ。電話0829(44)2010。