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2008年10月22日(水) 16時31分

道の駅好評で山里に活気中国新聞

 開業から約1カ月の東広島市福富町、道の駅「湖畔の里福富」は、広島県内最大級の大型遊具の人気で関係者の予想を大きく上回る集客が続いている。県営ダム建設に併せて整備された交流施設。直売所に野菜を卸す農家の活性化や、雇用創出にもつながっている。

 9月20日のオープンから、滑り台などを備えた大型遊具は大盛況だ。イベントがある週末は1万人以上が訪れ、直売所や食堂を利用した延べ人数は、平均で週末が約2000人、平日でも約1000人。市の見込みの約5倍に当たる。地域住民らでつくる道の駅管理運営協議会の加藤強会長(57)は「山里に大きな活力を与えた」と話す。

 来春は隣接するダム湖をまたぐ橋が完成予定。さらなる混雑が想定されるため、駐車場の新設も検討している。

【写真説明】道の駅の集客に大きく貢献している県内最大級の大型遊具

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200810220042.html