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2008年10月22日(水) 01時15分

道路にハンドル切った跡=あおむけで3キロか、大阪ひき逃げ時事通信

 大阪・梅田の交差点で男性がはねられ、3キロ引きずられて死亡した事件で、途中の道路にハンドルを切ったようなタイヤの跡が残っていたことが21日、大阪府警曽根崎署捜査本部の調べで分かった。車線変更の跡もあり、捜査本部は犯人が男性を振り落とそうとした可能性もあるとみて捜査している。
 調べでは、死亡した会社員鈴木源太郎さん(30)は、大阪市北区の阪神百貨店前の交差点ではねられた後、3キロ離れた同市福島区で見つかった。車は途中2カ所の交差点を右左折。血の付いたタイヤ痕から、犯人が車線変更したり、ハンドルを切りカーブを描くような運転をしていたことが判明した。
 鈴木さんは背中に激しく擦れた傷があり、着ていたスーツはぼろぼろだったという。ほかに目立った外傷はなく、あおむけのまま3キロにわたり引きずられたとみられる。捜査本部は目撃情報を集め、逃げた車の特定を急ぐ。 

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