記事登録
2008年10月22日(水) 00時44分

北極の氷、13年以降に消失も=温暖化加速で夏に−WWF時事通信

 【モスクワ21日時事】世界自然保護基金(WWF)は21日、地球温暖化が加速し、北極海の海氷が2013−40年に、夏には完全に消失する可能性があるとの報告を公表した。北極海の海氷が夏に消失するのは、過去100万年以上見られなかった現象という。
 国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」は昨年、第4次統合報告で海面上昇などが起きるとして地球温暖化に警鐘を鳴らしたが、WWFの報告はこれより30年以上早いペースで北極海の海氷の消失が進むと予想した。 

【関連ニュース】
〔特集〕5分で分かる地球温暖化問題
〔写真特集〕The Volcano 世界の火山
〔写真特集〕環境変動の解明などに貢献・「しらせ」最後の航海
排出量取引「多くの参加を」=麻生首相、財界に協力要請
気候変動目標、年内合意を確認=EU首脳会議

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081022-00000005-jij-int