記事登録
2008年10月21日(火) 10時18分

懐かしい列車がしなの鉄道で運転されるOh! MyLife

 しなの鉄道(本社:長野県上田市)では、信越本線 関山—軽井沢間120周年記念の一環として、同鉄道の169系車両を国鉄時代の緑とオレンジのカラーの塗装(湘南色)にして、往年の姿で復活運転されている。

ほかの写真を見る

 この車両は、9月13日より運転開始され、運転初日と9月14日・10月11日から13日には、臨時列車「リバイバル信州号」として軽井沢—長野間に運行された。

 そのほかの日は主に通常ダイヤで運行され、来年3月までの期間限定にて運行される。

 また、11月22日から24日の間も臨時列車「リバイバル信州号」として軽井沢—長野間に運行される。全車が自由席で運行しているので気軽に利用できる点がファンにとっては、うれしい限りである。

 記念グッズも発売されており、すでに完売された商品もあり、第2弾として運転手携帯時刻表やシリアルナンバー入り原寸大ヘッドマークなどの販売された。

 軽井沢駅おいて、運転日には、「峠の釜めし」がホームで立ち売りされ、在来線時代に信州へ旅した記憶が甦る光景であった。

 しなの鉄道は、北陸新幹線建設に当たり平行する在来線の軽井沢—篠ノ井間が新幹線開業時の平成9年10月1日、JR東日本から経営分離され、第三セクター方式により開業された。営業キロは、65.1キロメートル駅数は18駅 45両の車両を持つ。

 数多くの企画列車の運行や企画旅行を積極的に行い、リバイバル湘南色列車で行くプランもあり、ファンならずとも魅力のある企画がめじろ押しである。

 観光シーズンを迎え沿線には見どころいっぱいのしなの鉄道で懐かしい列車で旅をしてみては、いかがでしょう。

(10月11日、取材協力:しなの鉄道)

(記者:勢 芳明)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081021-00000002-omn-l20