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2008年10月21日(火) 03時16分

ネット関連4団体、有害情報削除で自主ルール強化へ読売新聞

 第三者に殺人などの犯罪を依頼する「闇サイト」や、いじめの温床とされる「学校裏サイト」など、インターネット上の有害情報を迅速に削除できるよう、ネット関連の業界4団体(計約700社加入)は20日、現在の自主ルールを強化する方針を決めた。

 ネット接続業者(プロバイダー)などが一方的に情報やサイト自体を削除しても、サイトの開設者から法的な責任を問われない対象に、闇サイトや裏サイト、自殺に使われる「硫化水素ガスの発生方法」などを加える。年内にも実施する。

 現在の自主ルールでは、プロバイダーなどが独自の判断で情報を削除できる対象が、音楽や写真などを勝手に掲示して著作権を侵害している場合など、主に違法な行為に限られている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081020-00000066-yom-soci